鼻中隔延長術の傷跡は2か所。その修正治療ってあるの?

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鼻中隔延長術でついてしまう傷跡の箇所は一般的には2か所です。どこについてしまうのか。また、その傷跡を最小限にする方法・医師選びについてを解説しています。尚、傷跡が残らないタイプの裏技的な治療もあるため、併せてご紹介したいと思います。

鼻中隔延長術の傷跡は2か所。その修正治療ってあるの?

耳介軟骨や肋軟骨を採取する際に傷が付く

豚鼻など鼻の向きや短さが気になり、鼻先と鼻柱を下方向に伸ばしたいと考えていたり、鼻先を高くしたいときに有効性がある術式が鼻中隔延長です。安全性と術後の親和性を考え、自家組織を移植することが多く、鼻中隔延長で用いられるのは、主に耳から採取する軟骨です。耳甲介や耳珠と呼ばれる部分で、通常耳の後ろの溝部分を2cm程度切開して取り出し、傷は縫合します。

助軟骨を用いる必要性があるときには、女性ならバストのアンダー部位から切開して、7番目の肋軟骨を必要な長さを取り出します。バストを持ち上げないとわからない部分に3cm程度の傷が付き、男性の場合には乳首から5cm下の部位を切開することになるため女性よりも傷跡が目立ちやすくなります。

医師の縫合技術が優れていると、鼻中隔延長を行ってから数ヶ月立てば軟骨を採取した部位も目立たなくなりますが、下手だといつまでも目立つ傷跡が残ってしまい、盛り上がってデコボコしているケロイドの状態になってしまったり、皮膚のひきつれなどができて違和感があり修正が必要になってきてしまうことがあります。

医師によっては軟骨を採取する際に傷がつき、目立たなくはなるが完全には消えないことを説明しないで実施してしまう医師がいて、術後にショックを受けてしまう患者もいます。

PRC法(豚の軟骨)・白人の軟骨などの保存軟骨は傷跡が残らない

保存軟骨は自身から軟骨を採取する必要がないため、傷跡が残りません。
その代わり、単体で用いた場合には、吸収の確率や将来的な変形のリスクがあることをご了承ください。

鼻中隔延長術で安い料金であれば保存軟骨を使っている可能性が非常に高いのですが、それは軟骨を採取する手術時間が短縮されるためであり、採取して縫合する手間が省けるためです。

オープン法は傷が残り、クローズ法は傷が残らない

鼻柱部分を切開して軟骨を挿入する方法がオープン法、鼻の穴の中を一部切開して軟骨を挿入する方法がクローズ法です。クローズ法は確かに傷跡が残りませんので、人気なのですが、修正確率が高いことや延長量が限られてしまうということにご留意ください。このように、一見良い手術だとクリニックのホームページに書いてあったとしても、必ず一長一短があるのです。

傷跡の修正は厄介

鼻中隔延長のために軟骨を採取した部位の傷跡が大きく残ってしまった場合、修正を行うのはとても厄介なことで、ケロイド状になっている部分に新たに傷を付けてしまうと大きくなってしまう性質があり、下手に切って縫合し直すことが逆効果になってしまう事があります。傷跡は、赤く腫れ上がるだけでなく痛みやかゆみを伴っていることがあって、上手に対処しないとその痛みやかゆみも消えずに残ってしまう懸念があります。

修正は技術のある医師が行う必要があって、傷の計測を行いデザインを決めていきます。皮膚をメスで切開し、不要な皮膚があれば切除します。皮膚に引きつれが起きないように、補助切開を行ったり剥離しながら縫合を細かく縫い進めていきますが、この時に皮のすぐ下の組織である真皮を縫合することで、後々傷が目立たなくなります。真皮縫合が行われないとまた同じ結果になりかねず、正しい知識が必要です。傷による引きつれが起きている部位には、Z形成術やW形成術が行われます。

小さな傷跡を修正するのであればレーザーを用いて薄くできる場合もありますが、大きな傷は真皮縫合を行ったほうが、線維芽細胞によってコラーゲン線維が追加されて改善が期待できます。

極細糸や拡大鏡を使用している医師選び

軟骨を取り出して鼻中隔延長に集中するあまり、軟骨採取部は目立たない位置に傷跡がつくからと適当に処置を行うような医者では、鼻中隔延長の仕上がりもあまり期待できません。

軟骨採取部位をきれいに縫合するために役立つのは、切開部位をよく見ることができる拡大鏡を用いて、さらに極細糸で細かく丁寧に行われた縫合なら、鼻中隔延長が仕上がったといえる頃には、軟骨採取部位の傷跡もほとんどわからない状態まで回復する期待が持てます。

拡大鏡は細かな手術を行うときに欠かせないアイテムで、皮膚のひきつれやたるみなどができるだけ起きないように傷口を合わせて縫合していくことができます。

縁合わせをして縫合が行われないとケロイド状になりやすいため、施術件数が多く鼻中隔延長の実績があっても、縫合に注意を払わないところでは受けるべきではなく、極細糸や拡大鏡を使用している医師選びが肝心になります。

手術が丁寧に行われても、ケロイド状になってしまうことはあり得るので、修正を行える技術が備わっている医師のところで初めから鼻中隔延長を行えば、万が一修正が必要になったときも、しっかりとした対応とケアが期待できるため安心して受ける事ができます。

鼻中隔延長の傷跡を修正・再手術した口コミ

鼻中隔延長の後傷口に膿が溜まっていたのでだいぶ通院していたが、なかなか再手術してくれず、やっと最初から半年後に再手術をしてくれたが、膿の件は改善したが、凹みや穴の変形は、よけいひどくなった

。その後、他のクリニックでカウンセリングを受け3ヶ月置き、修正手術を受けたが、1回では戻らなかった。今後も元に戻らない気がするほど、何ひとつまともな所はなかった。

クリニックでの結果はありえないほどでお金と時間をかけ、精神的にもまいってる。

傷跡修正の症例の多いと知って対応してもらいました。4日目なので、まだ傷跡は赤いですが、徐々に皮膚が出来つつある部分があります。

落ち着くまでに1ヶ月半ほどかかるときいているので、それまで紫外線や刺激に当てないように気をつけようと思います。

凹んだ傷を一本のきれいな線に修正してもらい、目立たない状態になりました。うっすらと残っているのは化粧で隠せるので満足しています。

鼻中隔軟骨に軟骨を移植して延長し、安全に鼻を長くする方法と聞いていましたが、傷跡が醜く別なところで修正を行ってもらいました。

またおかしくなるのではないかと不安ですが、5日程度では腫れが残っていていわからないとのことで、1ヶ月程度見守りたいです。

評判の良い先生の選び方

鼻の形を整えることに意識が行き過ぎて、鼻中隔延長を自家組織移植で行う場合、軟骨採取部位にも傷がつくことを忘れてはいけません。

医師から説明がない場合や、傷跡が目立たない位置を切開するという簡単な説明で済ませられてしまった場合は、さらに質問してどの程度傷跡が残るか、ケロイド状になった場合修正を行ってもらえるかも確認して、技術がないようであれば別なクリニックを選択することも考えたほうが良いです。

鼻中隔延長は、オープン法で手術が行われることが多く、鼻柱の部分にも縫合が必要になります。

目立たないといっても鼻柱の部位は人から見えてしまうことも多い部分ですから、縫合が下手なところで手術を受けてしまうと後悔する可能性が高く、失敗してやり直す事になってしまうと気分も落ち込んでしまいます。

手術を行う際には極細糸や拡大鏡を用いた縫合を行っているかを確かめるべきですし、修正のときに真皮縫合を行える技術があるかも確かめておくとより安心です。

傷跡の縫合がうまくいかないと膿を持ってしまったりすることもあって治りが遅くなります。当相談所で名医のご紹介をしておりますので、鼻中隔延長を成功させるだけでなく、軟骨採取部位もきれいな仕上がりにできる医師に行ってもらいたい人は、お気軽にご連絡ください。

鼻中隔延長術
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