鼻中隔延長術のダウンタイム

鼻中隔延長術のダウンタイムがどのくらいかかるのか、気になる方は多いと思います。プチ整形よりも効果性が高い分、絶対安静の期間が長いため、事前のスケジュール管理が必要です。

鼻中隔延長術のダウンタイム

ダウンタイムとは?

どんな美容整形の手術であっても、術後に腫れや炎症、むくみやあざなどがみられることがあります。これらがある程度回復し日常生活が普段通り送れるようになるまでの時間をダウンタイムと呼んでいます。

術後に腫れなどが起きる原因は、局部麻酔によるものや、切開、縫合など様々な要因がありますが、手術の方法によっては患者自体がダウンタイムを長引かせている場合があります。

局部麻酔の場合、痛みは感じませんが恐怖や不安から体に力が入ってしまうと、患部がうっ血したり出血が多くなるため腫れや炎症が大きくなります。また、手術後すぐの生活によってもダウンタイムの長さが変わってきます。

鼻中隔延長術の場合、高度な技術と広い視野、気道の近くということもあって細心の注意が必要なため全身麻酔で行われます。

そのため、麻酔による腫れや患者自体によって炎症が左右されることはありませんが、鼻中隔延長術ではダウンタイムが非常に長いことも知っておかなければいけません。

鼻に軟骨を移植して希望のデザインに近づけるこの施術では、顔全体の腫れや鼻詰まりの症状、嗅覚や味覚に起こる障害などがダウンタイム中に起こることがあります。徐々に良くなってくるものですが、いつ治まるのかと不安になるものです。

鼻中隔延長術のダウンタイムは平均2週間!

鼻中隔延長術のダウンタイムはどのくらいなのでしょうか。医師からの説明では大体2週間といわれることが多いようです。

鼻中隔延長術は全身麻酔で行われ、術後の確認を済ませるとギプスで固定されてしまい、数日間は外すことができません。この期間が一番腫れも大きく出ていることになりますが、痛みはそれほど大きくありません。

約3日ほどすると医師の判断のもとギプスを外すことになりますが、この時初めて鼻周辺の腫れを目の当たりにすることになり、驚愕してしまうことがあります。

これ以降は徐々に腫れは引いて、1週間後にはマスクなしでも外出できるようになりますし、約2週間たったころ抜糸が行われます。

しかし、ダウンタイムには個人差があり、まれに出る内出血などが起こると紫色や黄色に変色した部分が戻るまでに2週間以上かかることがあります。
平均値はあくまでも平均なので必ずこの時期に治まるということはありません。

何か不安なことがあったらすぐに医師に相談するようにしてみましょう。

また、鼻の形が完全に馴染むまでには3か月以上かかるといわれています。中には1年以上たっても違和感が残り、鼻水や鼻詰まりに悩まされるといった例もあるようです。

ちなみに、当相談所でのアンケートの結果では、14名の方にインタビューを行った結果、ダウンタイムに要する期間は14日が平均となりました。

そのため、約2週間程度は安静にアフターケアを行いながら過ごしていただく必要があります。
この期間は鼻先が固定されるまでの最も重要な期間となりますので、木を抜かずにケアしていただきたいです。

安静中に気を付けること

鼻中隔延長術は全身麻酔で行われる比較的大掛かり手な術ですが、その日のうちに自宅に帰ることができ日常生活に制限もありません。

しかし、術後少なくても3日間は安静を心がけて生活することが好ましく、そのことがダウンタイムを短くすることにもつながります。

安静中に気を付けたいことは、血流を良くしすぎないことです。体が温まったり、血流がよくなると腫れや炎症が長引く傾向にあります。

術後は入浴は控え、シャワーもぬるめのお湯で短めに済ませます。激しい運動や汗をかいたりすることも血行が良くなるので控えましょう。辛い物やお酒も控えたほうが無難です。

3日間は守りたい安静期間ですが、1週間は徹底すると腫れの治まり方が違います。また、よく冷やすこと、心臓より高い位置に患部を保つことも大事なポイントです。

アイスノンなどを使って患部をこまめに冷やすようにしてください。鼻中隔延長術の後は鼻の感覚が鈍くなっていますので、タオルなどで巻いて直接肌に当たらないように注意してください。

また、眠るときは頭が低くなりすぎないように、高めの枕を使うとよいでしょう。しばらくは鼻にギプスをすることになりますので、寝返りなどに注意してください。

抜糸は何日目?ギプスはつけるべき?

鼻中隔延長術のオープン法による手術では、鼻柱とよばれる部分を切開して手術が行われます。術後5日目に抜糸が行われることが多く、最も安全に糸抜きができるタイミングとなります。

※前後は2日程度はしばしばありますので、ご安心ください。

ギプスについては、術後1週間はつけることになります。
つけなければ鼻曲がりや左右差が生じるので、ギプス固定をしているクリニックを選択しましょう。

傷跡を少なくするお薬

リザベンやトラニラストなどのお薬は、半年間程度術後服用することで、傷跡の回復に良い影響を与えると言われております。美容整形の場合には、自費で購入することになります。

ダウンタイムの口コミ

鼻中隔延長の経過についての体験談について確認しておきましょう。

【3週間腫れました】

鼻中隔延長術とプロテーゼをしましたが、3週間くらい腫れてしまいました。

ギプスは1週間取れなくて、外出ができなかったのでつらかったですが、それ以降は腫れと内出血の変色がやばくて、鏡を見ながら、毎日を過ごしました。

失敗かと不安になりましたが、次第に収まってきたのが3週間です。
現在は2か月目ですが、ほぼ完成形になったと担当医からは言われました。

【術後3か月】

術後3か月です。ほとんど完成しました。
もともとは鼻先のぺちゃんこを気にしてしたのですが正面からの鼻は確かにまともになりました。
ですが、ダウンタイム期間中にぶつけてしまったので、鼻先部分がちょっと曲がった様な気もして不安になっています。諦めるしかないでしょうか。

まとめ

鼻中隔延長術を実際に受けた人の体験談をみてみましょう。

ずっと団子鼻がコンプレックスだった女性は、鼻中隔延長術後に一進一退を繰り返す長いダウンタイムに悩まされていました。2週間以上たっても味覚障害や鼻水、鼻づまり、鼻呼吸ができないための睡眠不足やのどの渇きなどがあったようです。

また、不安だったダウンタイムもほとんど医師の説明通りに収束し、徐々に理想の形になっていく鼻を見るのが楽しみだったというラッキーな女性もいました。1週間で2回も「ハーフですか?」と尋ねられるなど、うれしい経験をしたという体験談はこれから鼻中隔延長術を受けたいと思っている人には大きな励みになります。

しかし、中には楽観視できないような体験談も見受けられました。

傷が化膿してしまった、傷口が開いた、糸が出てきてしまったなどがそれにあたります。このようなことがあった場合は、速やかに医師に連絡し、しかるべき処置をしてもらうことが必要です。

場合によっては再手術をしたり、ほかの手術で修正することも考えられます。

どんな簡単な手術であってもリスクは伴いますので、たくさんの体験談を参考にしてどのようなことが起こり得るのが事前に情報を得ることは参考になります。

以上、鼻中隔延長術のダウンタイムと注意点についてでした。

アフターケアを間違えると、鼻が曲がってしまったり、左右差が出てしまうことも報告されておりますので、十分に注意して臨みましょう。

医師選びのポイント

これから鼻中隔延長術をしてみたい、鼻のコンプレックスを解消したいと思っているなら、信頼できる医師選びが重要です。

ポイントは病院の電話対応は丁寧で親切か、カウンセリングでは患者の質問に真摯に答えているか、真実を隠さずリスクをきちんと伝えているか、出来上がりのシュミレーションは適格か、などの条件をクリアしている医師を探し出すことです。

クリニックのホームページで鼻中隔延長術の施術例を見てみるのも参考になります。クリニックによってデザインや手術方法も違ってくることがわかるはずです。

失敗することは誰も予想できないことですし、誰でもその可能性があります。上手な医師だから、経験豊富な医師だから絶対にないということはないのが真実です。

それでも、経験豊富な医師たちには失敗の可能性を限りなく0にする技術と自信があります。これはダウンタイムの短さにもかかわる、患者にとっても大きなメリットと安心になります。

鼻中隔延長術は数ある美容整形の手術のなかでも経験と技術を要するものです。鼻中隔延長術の医師選びで迷ったときには、ぜひ当相談所にご連絡ください。ご希望のエリアからぴったりの医師をご紹介いたします。そして理想の鼻を手に入れてください。

鼻中隔延長術

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